高校剣道インハイ予選。同時にインタイ試合。学生たちの勇姿が見られる体育館の隣では、少年、少女が野球をしている。
3年間だけ少年野球をしていたことを思い出す。公式戦で一本もヒットを打たないまま辞めた。中学進学に向けて,塾に通うためだ。
地元の中学ではなぜか剣道に目覚め、高校卒業まで6年間続ける。大学は美術大学へ。以降現在まで美術を続けている。
教員という職に就き、担当教科は美術だが、縁あって剣道部の顧問をしている。そうでもなければこんな場面には出会えなかっただろう。
不思議な縁だ。
何事にも中途半端に終わっていた自分を情けなく思い、美術だけは続けようと思った。今でもそう思っている。
いい風景だ。
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