信濃橋画廊で展覧会が始まりました。
搬入当日
毎回恒例、搬入直前のホームセンター通い。いつも通り、必要以上に買い込む。
アーでもないコーでもないと調整作業を繰り返し、4時間にわたる搬入が終了。
最後の最後で展示内容は変わっても、より良く見せたい気持ちは変わらない。
時間切れと言ってもいいけれど、きっと丁度良いタイミングなんだろう。
未だ冷静に振り返る事は出来ないが、今回もまた今までにない方法を選択した事で、
不安な反面何かを得られそうな期待が膨らんでいる。
搬入前日
スーツケースを2つ、鞄を3つ抱えて大阪へ。搬入機材と一緒に5時間の長旅。
途中、パソコンで仕事をしながら展示計画をつめるが、なかなかうまく進まない。
集中していると時間が経つのが早いので、あっという間に到着する。結局進んだかな?
展示計画を想像するには限界がある。あとは当日現場でどれだけ冷静に判断出来るかだな。
今日もまた、コーヒーの量ばかり増えていく。
コーヒーと言えば・・、「にじのたね」冊子+DVDが完成しました。
携わって下さった皆様方、本当に感謝です。ありがとうございました。
大変ではありましたが、一人では得られない特別な物を頂いたような気がします。
これを機に、分業にはまりそうです。いや、もうはまっています。
Garden
気がつけば、色とりどりの花に囲まれている。
誰がいつ植えたのか,ずっと昔からそこにいたのか。
花の成長のはやさに自分をかさねてみれば、現状が少し見えてくる。
まったく進んでいない訳じゃない。足下が見えていないということ。
まずは、しっかりと根を張ることが必要だ。
展覧会のお知らせ
片口直樹展「言葉は遠くの方にある」
信濃橋画廊
550−0005 大阪市西区西本町1−3−4陶磁器会館B1
TEL/FAX 06-6532-4395
2009年6月29日(月)–7月4日(土)/11:00–19:00*土曜17時まで
お時間がございましたら是非ご高覧下さい。
よろしくお願い申し上げます。
Sync
F60キャンバスの新作。
描いている途中で何かをつかんだような感覚。思い出したような,ピントがあったような。
あっという間の出来事。
これ以上先へ進むこともできる。たとえ無理矢理だとしても何か得るものもあるはず。
しかし、描いていく中においては、この段階が全てだとも思える。
これらの感覚を大切にする為に、画面を塗り潰す。
もうすでに、次の風景が見えてくる。
「ひたち」の車窓から
*固定して撮ってみる−3
『にじのたね』のカタログ制作打ち合わせの為、東京へ。短時間の有意義な時間。
若いエネルギーに背中を押してもらった感覚。今すぐ絵を描きたい気分。
ついでに、品川–両国–清澄白河–銀座–上野へ美術館と画廊巡り。
歩いては休憩を繰り返す過酷な一日でしたが、おかげで喫茶店巡りもできました。
フラフラ
刷毛と雑巾片手に離れては近づくこと6時間。音楽に乗せられ少しずつ絵具をのばしていく。
振り返ってみれば、途中からあまり覚えていない。もう峠を越えたような気はするが、
そろそろ限界か。
夜には数年ぶりのボーリング。たったの1ゲームなのに右腕がパンパン。若い人達にはかなわない。
お誘いありがとう。両利きにありがとう。
マルスブラック
頭の中の残音をたよりに、リズムに乗って体を動かす。無理矢理動かす。
気がつけば両手が真っ黒に。また黒を使ってしまった。負けパターンだ。
こうなれば手探りも迷走も意味も結果もなんて事ない。
ベタベタする絵具を拭き取っては付け足す単純な作業。
ただ、黒はすべてを消しすべてを明らかにしてくれる。
夜,数年ぶりにウォークマンを購入。これで少しはリズムよく描けるだろうか。